そいとごえすの退避ブログ

2019-02-21 はてダから移転。

HDDエラーで起動せず

久しぶりに旧機(Pentium4windows2000)の電源を入れてみたところ、HDDのエラーで起動しなくなっていた。

A disk read error occurred
Press Ctrl+Alt+Del to restart

対処と結果

  • WinCDRで作成してあった起動用FDで起動(コマンドモード)。dir でHDDの様子を見ると、4つあるパーティションのうちシステムを含む3つ(NTFS)を認識せず、最後の1つ(Fat32)がCドライブとして表示される。
  • 起動用FDに入っているノートン・ゴースト(5.1d)でドライブをチェック。(ゴーストは4つのパーティション全てを認識。)
  • システムドライブでエラー頻出。
Error  NTFS error! NTFS logfile has not been flushed(F1=1)
     Restart NT then try again
Error  NTFS error! Cound not read used MFT Record - run CHKDSK
  • Windows95で作成した起動用FDに入っているscandiskを試しに(ヘルプ表示モードで)走らせてみたが、メッセージが文字化けでまったく読めず、恐くて実行できない。
  • 上記Win95起動用FDで再起動。NTFSはおろかFat32のドライブさえ認識しない(HDDがまったく見えない状態)。ここで、Windows95ではNTFSを扱えない(このHDDの修復には使えない)ことに気づく。
  • バックアップはあるので書き戻しは可能だが、HDDに物理的損傷があった場合、そこに上書きしてしまいそうで不安。修復よりファイル救出を優先すべきか。ということで、HDDを外し現行機(Athlonwindows2000)にIDE−USB変換ケーブルで接続してみる。
  • 幸い、システムドライブを含め全ドライブ(4パーティション)を認識する。ファイルも読める。とりあえず、無くなったら困るファイルを現行機のHDDにコピー。
  • ドライブのプロパティ>ツール>チェックディスクで自動修復を試みる。約1時間で完了。
  • HDDを戻す。windows2000起動せず。直っていない。orz
  • windows2000のセットアップCDで「Windows2000の修復」を試みる(システム修復処理(R))。一昨年メモリの不調からHDDエラーが発生した際にはこれでHDDの不具合は解決できたのだが(タワーPC、回復)、今回はダメ。
  • 前回と違い、今回は作業中に「修復ディスク」を要求された。数年前作成しておいたFDを挿入したところ、1枚はディスクエラーで読めず、予備のもう1枚は「構文エラーがあるので修復作業には使えない」と拒絶されてしまう。
  • ディスクエラーになるFDを現行機でチェックディスクで修復。読めるようになったが、これも「構文エラー」でダメ。結局、システム修復処理は頓挫。
  • セットアップCDの「Windows2000の修復」で、回復コンソール(C)による修復にトライ。
  • ログオンし、chkdsk c: /r を実行。約1時間で完了。「CHKDSK は、ボリュームに1つ以上のエラーを見つけましたが、修復しました。」
  • exitで回復コンソールを抜けると自動でリセットがかかる。・・・・・・ダメ。windows起動せず。
  • 再起動し、回復コンソールから fixboot を実行。「新しいブートセクタが正しく書き込まれました。」
  • リセット・・・・・・ダメ。windows起動せず。画面真っ暗。

fixmbr は、実行前に出る警告文が恐いので(「現在のハードディスクのすべてのパーティションにアクセスできなくなる可能性があります。」)、まだ試していない。

そんなわけでシステム起動できなくなったHDDは、実はまだ二階にいるのです。