学校の国旗

昨日書いた早朝散歩で気づいたのだが、自宅近くの某小学校では夜間も国旗を揚げっぱなしにしている。たぶん何度も雨ざらしになっているのだろう、日章旗の赤丸がすっかり褪色して薄桃色になっていた。

3年前の園遊会で都教育委員の米長邦雄（将棋棋士）が「日本中の学校で国旗を掲げ、国歌を斉唱させることが私の仕事でございます」と胸を張ったところ、天皇から「強制でないのが望ましい」とたしなめられるという珍事があった（朝日の記事）。
東京都と都教育委は公立学校で国旗掲揚させることにやっきになっているようだが、揚げればいいってもんでもないだろう。夜は降ろして仕舞ったほうがいいと思うぞ。

他の学校ではどうなっているのか、今朝周辺を見て回った。小学校2、中学校2、専門学校1（私立）。国旗を揚げっぱなしにしているのは近場の小学校1校だけであった。ただし、旗のなかった4校は、夜間降ろしているのではなく日中も揚げていないのかもしれない。いずれも校庭や校舎屋上に立派な掲揚ポールがあったのでたぶん揚げているとは思うが。

*　　*　　*

追記

午後もう一度見て回ったところ、早朝旗を揚げてなかった3校（小学校1、中学校2）は午後も旗無し（専門学校は確認せず）。旗を揚げるのは行事の時だけってことか。
となると、一日中（夜中も）国旗掲揚しっぱなしの某小学校は、校長の個人的信条（ないし趣味）でやってるのかねえ。