そいとごえすの退避ブログ

2019-02-21 はてダから移転。

タワーPC危篤

今使っているPCはマザーボードがAOpenのAX4BS-V、極悪時限爆弾コンデンサ搭載の地雷マザーである(2005-11-21の項参照)。
すでに数年前コンデンサが液漏れを起こし、危なくて仕事には使えない不安定状態となっていたのを友人に譲ってもらい、コンデンサを換装して使っていたのだが、2年弱で症状が再発した。
電源が切れない(勝手に再起動する)。シャットダウンの途中でいきなり落ちて設定ファイルが保存されない。いきなりリセットがかかる(作成中のデータは全部パー、設定ファイル類も全部飛ぶ)。
設定ファイルが飛ぶというより、リセットがかかるたびにレジストリのどこかが壊れて、PCがだんだんバカになっていくような不気味な状態である。
筐体を開けてチェックしてみたが、2年前に換装したコンデンサは外観的には異常はない。以前の液漏れでボードが汚染されているのでその影響が出てきたか、あるいは電源ユニットがヘタレてきたのか。困った。
当面の仕事はノートPCで乗り切ったが、一度広い画面に慣れてしまうとノートの1024x768は狭くて辛い。800x640のwindows95マシンから乗り換えた時には広く感じたんだけどなあ。人間一度贅沢を覚えると逆戻りはできない。

もう一台古いPC(これも貰ったもの)があるので試しに電源ユニットを載せ替えてみようと(そのまま使うわけにはいかないが原因特定の手がかりにはなる)、とりあえず筐体から外してみたのだが。ケーブルが足りない。ATX( 4ピン) 12Vケーブルが電源ユニットから出ていない。考えてみたらこのPC、初代Pentiumマシンだった。ATX以前だ(笑)。残念。

コンデンサを含めたマザーボード側の問題なのか、電源ユニットの劣化なのか、どっちかを交換してみるしかないか。


9/25写真追加。2年前に外した台湾製電解コンデンサLelon)。すべて頭が膨れ、2200μFは3本とも底部が破裂して液漏れしている。側面が汚れているのは、筐体内で基盤が垂直に立っているため。