そいとごえすの退避ブログ

2019-02-21 はてダから移転。

震災Cメール(3)著名人

田口ランディは先月28日、「小千谷からの声メール」を友人AKIRA氏のWEB日記から自身のブログに転載したが、今月1日になってこれが“チェーンメール”だった(らしい)ことを報告した。この日のエントリーには「現在、AKIRAさんに確認してもらっています」、今後も現地に入ったボランティアの声を伝えてゆきたい、「情報発信者のプロフィールの公開や、チェーンメール化の問題、情報のタイムラグ、情報の鮮度期限の問題など、ブログ情報の今後の課題なので、みなさんといっしょに考えていけたらと思います」等々の言葉が書き連ねてあるのだがその後はまったく続報なし。以降、田口ブログには震災ともチェーンメールとも無関係なエントリーばかりが追加、更新されている。今月上旬から中旬にかけてチェーンメールの拡大が沈静化しなかったこともあり、この11月1日のエントリーには15日までにトラバが16本送られているのだが。


転載元のAKIRA氏は翌日、11月2日のWEB日記でこの件に言及した。


ランディさんから電話があって、オレが11月28日の日記にのせた震災情報がチェーンメール化してるという。(くわしくは、ランディさんの11月1日の日記を参照)

オレは友人から送られてきたメールを転載し、ランディさんはじめたくさんの人が転載した。翌日の情報やおじや市役所に電話した人の情報ものせているが、チェーンメール化するとタイムラグが生じる。

もちろん「善意のチェーンメール」だが、なかには日にちを削ったり、マスコミ批判を拡大したり、勝手に尾ひれがつくのだ。

ランディさんが大元をたどっていくと、新潟震災ボランティア日記にたどりついた。この管理人が友人からの電話情報をまとめ、メールしたものだ。

この管理人は冷静に判断していて、ネットやブログの「チカラの使い方」を考えていこうと言っている。


チェーンメール拡大に加担したという自覚が欠片も無い。上の引用部分に続いて能天気なポエムを書き綴っている。田口ランディよりひどい。


チェーンメール(チェーンブログ*1)の拡大状況については、Hiro氏が臨時カテゴリを設けて定点観測をしている*2。(現時点での最新の状況は新潟県中越地震「例のチェーンメール」:やっとブレーキが?にあり。)

チェーンメール発生の経緯に関する情報は、笹山登生氏の掲示板に集中して寄せられている。検証作業を進めるうち、大元の記事の発信者であるカメハハ氏に疑惑の目が向けられて行くというかなり嫌な展開に。これについては(18日もふれたが)id:gotanda6氏が新・続その後のチェーンメールにまとめてで言及している。

*1:gotanda6氏の造語

*2:考えることは誰しも同じ。観測用フレーズの一つに「わたしに仮設トイレを案内するつもりかね?」を採用している(笑)。私が今月1日にこのフレーズを試した時にはうまく検索できず、末尾の「?」を外した形にした。Hiro氏のは「?」が入っている。なんで私がやった時にはできなかったんだろ?