そいとごえすの退避ブログ

2019-02-21 はてダから移転。

順位戦最終日(C2)

筋違い角6七金(7七)

いよいよ運命の日。気になって仕事が手につかない。
のだが、私も今日は納期だからそうも言っていられない。
実況を覗いたら抜けられなくなりそうなんで我慢してこれを書いている。

あ、仕事仕事。さっさと片付けねば。



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03-16 追記

C2最終戦最大の注目カードは武市・所司戦である。この一戦に武市六段の降級点がかかっている。その意味の大きさは知ってる人は知っているし知らない人に対しては説明困難。なので事情説明は略。
研究家で定跡解説書(名著)も多数ある所司六段に対し、力戦派の武市六段は3手目角交換から筋違い角。序盤から誰も見たことのない不思議な(笑)将棋が展開する。
凄い。
順位戦で、しかも自身の降級点のかかる一局でこういう将棋を指すとは凄い。
記念に途中図を掲載しておく。(持ち駒は先手:歩1、後手:角1)
角を筋違いに打って一歩をかすめ取り、自陣に引き、おもむろに金が7七に(!)上がる。敵の飛車先の8筋の歩を突き(!)、左銀は不動のまま7七の金がずるっと6七に寄る。
私にはまったく理解不能な進行である。でも、なんか凄い。凄いんだってば。