そいとごえすの退避ブログ

2019-02-21 はてダから移転。

コンピュータ将棋の戦い

コンピュータ将棋協会(CSA)第15回世界コンピュータ将棋選手権、気がついたら終わっていた。順位だけ見ても面白くもなし。北朝鮮チームのKCC将棋が2位。KCCは2001年以降、本戦上位に居続けている強豪なので意外性はないが、この「上位に居続けている」安定感に空恐ろしいものがある。参加チームのレベルアップは喜ばしいことだが、一方、古豪の柿木将棋や金沢将棋が本戦に勝ち上がれないというのは寂しい。

KCCの安定感が云々といっても順位に関する記憶は曖昧だったりする。念のためCSAのサイトで確認してみた。その途中で、KCCの初参加が1999年(第9回選手権)だったことを知る。あれ? 頭の中で何かがチカチカと明滅している。嫌な感触。2001年にNステが特集でKCC将棋を取り上げたことがあってその感想を雑文サイトに書いたのだが、引っ掛かるので読み直してみたら……記述が間違っていた。KCCチームは、2001年の大会は2度目ではなく3度目の参加だったのだな。書いた当時も確認したはずだがKCCチームは初参加時のプログラム名が「シルバー将棋」だったために見落としたらしい。やれやれ。

ということで雑文サイトの感想文を訂正。→ ITな棋士たち from 北朝鮮