そいとごえすの退避ブログ

2019-02-21 はてダから移転。

新マシンのセットアップ

友人から中古PCを譲り受けた。Pentium4デスクトップタワーPC。いきなり電源が落ちるなど挙動不審なので業務に支障が出る前に買い換えたんだそうな。自分のマシンとして使える状態にするまでいろいろ大変だったがとりあえず落ち着いたのでメモしておく。

現行のノートPC(Pentium2)より格段に速い(たぶん)マシンが来てうれしいけど、以前もちょっと書いたように我が家にはwindowsマシン用のモニターがない。ブラウン管モニターは(壊れているのも含め)3台あるのでもうこれ以上置けない。ということで液晶モニターを購入。事前に性能・価格をネットで調べてアキバにGo!したのだが、数店を回ってあれこれ見比べているうち疲れて錯乱してしまい、まったく念頭になかったメーカーのスペック不明の現品処分品を衝動買いしてしまった。HYUNDAIのM17。わはは。なにやってんだか。まあ実物を見ての一目ぼれだし、安かったし、こういう買い物もたまにはいい。画面表示は綺麗で明るく満足しているが、低価格モデルだからか個体の問題なのか、動画表示にやや難あり(メッシュ表示で画面がチラつく)。

画面のちらつきについて追記(2009-02-15)

メッシュ表示で画面がちらつく件は、モニターの問題ではなく、ビデオカードもしくはディスプレイアダプタ(デバイスドライバ)の性能が原因らしい。2007年にビデオカードNVIDIA GeForce2 MX 400からNVidia GeForce 6200 に載せ替えて垂直同期を70Hzに上げたところ、メッシュ表示やアニメーション表示のちらつきが劇的に改善した。3Dアクセラレータ機能を目当てに中古の安い6200を買ったら意外なおまけが付いてきた、という感じ。(ただし、メーカーの推奨設定は「推奨解像度 1280 × 1024 @ 60Hz」。
本文の文中でリンクしたメーカーサイトは消滅(移転)している。仕様→HYUNDAI モニター M17


届いたマシンに新品のHDDをセットし、OSをインストールする前に状態チェックしようとしていきなり躓く。現行マシン用の(というか汎用の)起動用ディスク(FD)から起動できない。あれこれやっているうち面倒になり、CD-ROMからOS(windows2000)のインストールを決行。ファイルシステムNTFSを選択。各種ドライバやアプリのインストール。特に問題はないがセットアップ作業は時間がかかる。ネット接続が可能になったところでOSやドライバ類をアップデートし、環境をある程度整えたところでCDにドライブバックアップを作成して“いつか必ずやることになる再インストール”に備えることにする。

が、ここでまた躓く。B's Recorder Goldで焼こうとしたら、Cドライブの使用領域は2.5GB未満なのに「CD最大○十枚必要」なんて表示されるのである。B'sって未使用領域まで含めて焼くのか? そんなバカなと思いつつもどうも信用ならんので使い慣れたWinCDRをインストール。久しぶりのドライブバックアップなので念のためマニュアルに目を通していたら作業用ドライブはFAT16FAT32でフォーマットされたものでないとダメなんて書いてある。
仕方なくパーティションを切り直してFAT32フォーマットのパーティションを作成。ドライブレターがCD-ROMを跨ってしまい嫌な感じだが仕方ない。HDDの空きはたっぷりあるのでついでにこのパーティションwindows98をインストールしようとしたのだが「すでにwindowsNTが存在する」というエラーメッセージで拒絶されてしまう。Win98を先にインストールすればよかった。後悔先に立たず。

バックアップ作業を再開。WinCDRは2台繋がっているCDドライブのうち2台目しか認識していないのに気づく。不審に思いつつ2台目のドライブで作業しようとしたのだがなぜかメディアを認識しない。ダメだ。
仕方ないのでもう一度B'sに戻る。B'sのマニュアルに従って作成した起動ディスク(FD)から起動できない。起動できないどころか「フォーマットされていません」エラーが出る。なんなんだ。試しにノートPCに突っ込むとちゃんと認識する。あああ、OSインストール前に現行マシンの起動ディスクで起動できなかったのは、FDドライブの問題だったのかッ!
ってことで、古いPentiumマシンからFDドライブを引っこ抜いて換装。読めたり読めなかったり。とりあえず全然読めないよりはマシってことで妥協して続行。

で、B'sのドライブバックアップは結局CD5枚に収まった。そりゃまあそうか。「最大○十枚」という表示で躊躇したのは、B'sのマニュアルに「パーティションをバックアップする場合、『未使用クラスタ検出』をチェックすれば未使用領域は無視するのでメディアを節約できる。ただしファイルシステムNTFSの場合はダメ」という意味のことが書いてあったから。こんなふうな言われ方をされると、NTFSのバックアップでは大量の(無駄な)CDが必要になるような気がしてしまうぞ? しかしまあ紆余曲折はあったが5枚に収まってよかった。(WinCDRで焼けば3〜4枚に収まりそうな気がするが。)

上で書いたようにOSのデュアルブート設定には失敗。最初からインストールをやり直せばいいんだがそんな気力はもうない。windows2000では愛用しているお絵描き用のSUPER KiD95が動かないのが痛い。もう一つ、現行マシンから新品HDDへのデータ転送はIntelisyncでやれば簡単と思っていたのだが、これも2000では動かない。まあ仕方ない。