コンデンサー換装で復活
というところで一段落して2週間ほど慣らし運転をしつつ様子を見ていたのだが、先日とうとう時限爆弾が爆発。そもそもこのマシンが挙動不審*1だったのは電解コンデンサーが軒並みヘタレていて特に大容量(2200μF 16V)の3本はすでに文字通り破裂しており液漏れしていたから。それでも一応は動いていたのだが、ついにOSが起動しなくなってしまった*2。
実は液晶モニターやHDDを買いにアキバに行った時に換装用のコンデンサーも購入してあったのだが、現に動いているマシンを分解してマザーボードに半田ごてを当てるというのは……やっぱり怖くてできなくてねえ。今日壊れるか明日壊れるかとヒヤヒヤしながら「Pentium4速い〜、17インチ液晶モニター広くて綺麗〜」と、物事の良い面だけに目を向けて(現実逃避とも言う)問題処理を先延ばしにしていた。何度リセットしても電源を入れ直してもOSが起動しないという状態に陥ってようやくコンデンサー換装に着手したのである。
破裂している大型の3個を筆頭に計9個を交換。
失敗。症状改善せず。そういやTVは電解コンデンサーを総とっかえしても直らなかったな、なんて嫌なことを思い出す。てやんでバガヤロ。不貞寝。
一晩寝て再挑戦。多めにハンダを乗せてみた。成功。OSが起動した。やれやれ。とりあえずはめでたし。漏れた電解液がかなり広範囲を汚染していたのでこのマシンの残り寿命はもう長くないような気もするが。
しかしなあ、PCの製品寿命が短く価格競争が厳しいとはいえ、わずか3年で半数のコンデンサーが膨張してうち数個は破裂してしまうって、いくらなんでもパーツ選定に問題ありすぎだぞ。>A○pen
費用に関するメモ。
コンデンサー計12個で1500円ぐらい(換装したのは9個)。ネットで価格を調べてみたらこのマシンのマザーボードは(中古なら)5000円前後で入手できそう。今度不調になったらマザーボードを交換してしまうほうが簡単確実だな。
速いのはいいけどデスクトップタワーPCはファンの音がうるさいなあ。