将棋名人戦問題
日本将棋連盟の理事会が、名人戦の主催を毎日新聞社から朝日新聞社に移す方針を決めた。実施は2007年4月に始まる予選(順位戦)からで、5月26日の棋士総会で正式に承認を得たい考えだ。ただ毎日が反発し、棋士からも慎重論が出ている。連盟理事会が放った「勝負手」(米長邦雄会長)の成否は誰にも読み切れていない。
勝負と疫病神
世の中には人を不幸にする人と、人の不幸でメシを食っている人がいる。
それが大崎善生君です。
今回の騒動でも彼が火つけ役、持ち込み原稿、コメントの羅列。
名人戦移行に関しての週刊誌や新聞を読むと殆んどが大崎氏の独り芝居であることが分ります。稼ぐね。
(以下略)
米長邦雄永世棋聖は日本将棋連盟会長。名人戦問題(名人戦の主催社変更を巡る将棋連盟と毎日新聞のトラブル)において将棋連盟側は疑問手・悪手を連発しているが、連盟会長が自分のホームページで個人を名指しして非難とはひどい。「形勢不利なら局面を複雑化せよ」という格言があるが、連盟と新聞社の契約が焦点となっている局面で(契約とは)無関係な大崎氏*1を非難なんてのは悪手というより反則手である。
米長氏といえば、去年5月マリオ武者野氏が米長氏を盗作(将棋ソフト)で訴えた件に少しふれたが(2005-05-07)、連盟会長に歯向かったマリオ氏はその後(大方の予想どおり)将棋関係の仕事を干され、今はマンション管理人と納豆工場のバイトで凌いでいるんだそうな。
まあ「提訴するとこうなるよ」と脅迫のような忠告も受けていたので覚悟の上のことですが、じっとしていると1千万円ほどの減収になり干上がるので将棋以外の仕事をすることになりました。
特に古里はありがたいもので、高校時代の友人が色々な仕事を持ってきてくれる。
ホームページの制作依頼が2件。IT担当の顧問として当分の間給料をくれるそうです。
マンションの管理人は2時間に1度の見回りがノルマ。「他の時間帯はパソコンの前に座っていてもいい」そうなので、HPの制作と原稿執筆の時間には事欠きません。
同級生が工場長をしている納豆工場は「働いた!」という実感のある職場。
時給650円はさすがに見習い期間のものですが、妻も生まれて初めて内職というものをしたりで支えてくれるので、空いた時間はすべて働くことにしました。
連盟会長になぜか標的にされてしまった大崎氏も今後は将棋関係の仕事を干されるかも。仮にそうなっても、将棋と無関係なジャンルで成功をおさめている大崎氏は別段困らないだろうが。
困るのは棋士たちや将棋連盟だろう。絵に描いたような「殿ご乱心」の図だからなあ、この先いろいろ大変だ。