そいとごえすの退避ブログ

2019-02-21 はてダから移転。

泥沼将棋界

将棋界はぐちゃぐちゃ。名人戦移籍問題で揺れている最中に、日本将棋連盟武者野勝巳六段に『週刊現代』5月20日号の記事について事情聴取を求める通知書を送付、武者野氏は13日深夜、これを公開(通知書をスキャンして駒音掲示板に掲載)。
「米長氏ばかりでなく、当連盟の名誉を著しく毀損」、「除名処分の対象になりうる」など剣呑な言葉の並ぶこの通知書は西村一義専務理事名義だが、普通に考えれば米長邦雄連盟会長の意向によるものだろう(米長氏と武者野氏は将棋ソフトの盗作問題で法廷闘争中、また米長氏は本年3月、駒音掲示板に名誉毀損にあたる投稿があるとして管理人(武者野氏ら)を刑事告訴すると宣言している→米長永世棋聖がWEB駒音管理人に対して刑事告訴を予告)。


「勝手に将棋トピックス」の05月13日が通知書の件を取り上げているが、コメント欄に気になる書き込みがあった。将棋連盟が新たにIT関連の新事業を始めるらしいが、そのパートナーがサイバーブレインなんだそうで。

悪徳商法?マニアックス掲示板で話題になるような会社と組んで新事業か。

まあ、日本将棋連盟はアルゼとも組んでいるのでこの程度で驚いてちゃいかんのかもしれん。一応ゲーム繋がりだから将棋連盟がパチスロメーカーと組むのもありかもしれないが、繋がりが生じたからといって将棋専門のはずのNSN(日本将棋ネットワーク)が2001年にパチスロプリペイドカードを扱いはじめたというのは逸脱としか思えない。今回の名人戦移籍騒動も、元を辿ればNSNが垂れ流す赤字が原因との説もある。

5年前の2ちゃん将棋板でのリーク、その半年後の米長氏のエッセイを引用しておく。

33 名前: NSN関係者 投稿日: 2001/02/25(日) 12:51

すずきてるひこ社長のNSNが今度はパチスロプリペイドカード発行に乗り出す。

業界サイトにも既に出てるはず。

今度こそ将棋連盟は倒産するだろうな。東京の会館も大阪の会館も

アルゼに取られるだろうし、棋士もついに失業だろうな。

こんな馬鹿、誰が社長にしたんだ?

将棋界の恥、というか正にくず。俺は同じ静岡県人として情けない。

とにかく早く逝ってくれ、それしかないんだから。




44 名前: 名無し名人 投稿日: 2001/02/25(日) 19:51

「NSN」の事業内容はこれですよ。

(1)会員制通信対局

(2)通信将棋大会の開催

(3)プロ棋士指導対局

(4)アマチュア段級位認定

(5)コンピュータ将棋ソフト企画、開発及び販売

(6)将棋関連のデジタルデータの管理、メンテナンスとその運用

(7)情報処理、提供その他の情報サービス

(8)コンピュータ将棋大会の運営

(9)前各号に付帯する一切の事業

「セタ」の「関連会社」が「NSN」です。

「セタ」は「アルゼ」に買収された。

よって、の解釈として、アルゼの事業内容とNSNの事業は関係ない。



NSNの出資比率。

株式会社セタ(42%)、社団法人日本将棋連盟(30%)、日本将棋連盟棋士会(28%)



NSNの将棋関係者の役員。

代表取締役 西村 一義(日本将棋連盟

取締役 勝浦  修 (日本将棋連盟

取締役 堀口 弘治(日本将棋連盟



まあ、「セタ」がパチスロメーカーに買収されたのが、変な噂が飛ぶ原因だと思います。

(以上は、「セタ」のHPからの引用を含んでます。)

将棋の話 7月22日

パチスロは将棋指しが管理する。


永年の将棋界の話題であった日本・将棋・ネットワーク社。略してNSN。

この会社は社団法人日本将棋連盟が58%出資した株式会社でした。

合弁先の経営母体であるアルゼ社は国内のパチスロ最大手です。

今回、そのカード管理もNSNがする事になりました。

(以下略)