そいとごえすの退避ブログ

2019-02-21 はてダから移転。

記憶の機微

綿貫氏については、2000年1月、吉野川可動堰問題に際して「住民投票などくそ食らえだ」と言い放った政治家である、ということぐらいしか知らない。
毎日の記事に添付されている「肖像画」写真だけでは顔がよくわからんのでググって綿貫氏の画像を探していたら懐かしいメロディーが頭に浮かんだのでメモ。

 昭和25年の春、民輔青年は大阪へと向かう日、佐民氏は癌研病院から東京の自宅に帰ってきていた。 民輔青年は家族全員に「行ってまいります。」と挨拶をし、単身東京駅のホームへと向かった。 ホームについた民輔青年はそこで病身の身にマントを羽織った父の姿を見た。 佐民氏は言った。

「お前も社会人になったのだから、これからは公私の別を明らかにせよ。 もしお前が俺のところへ手紙を書く時でも、会社の便せんを使うな、私信は必ず自分の便せんで書け。」


なんということはないありふれたエピソードなのだが。上の箇所を読んでいたらなぜだか

♪社名入りの封筒でもう手紙をよこさないで

という懐かしい歌のフレーズが頭の中に流れた*1

*1:「ファイヴ・シャドウ」by RIKA。