そいとごえすの退避ブログ

2019-02-21 はてダから移転。

きっこ氏の丸川珠代叩き(2)

きっこの日記」が先月25日にまた丸川珠代(元テレ朝アナ)叩きをやっていたのだな。困ったもんだ。
6/25の日記がアップされた時には二つの「お知らせ」(白夜書房宛にお見舞いを送ってもらっても7/10から約2カ月間は手元に届くまで時間がかかるようになる云々と、カプコンの新作ゲームの予告ムービーの宣伝告知)しかなかった。ところがその後書き換え更新されたらしく、今は二つの「お知らせ」は消えて「自民党の茶番候補者たち 1〜5」になっている。


そして、この「言ってることとやってることが正反対」ってのは、自民党の候補者たちを見ても良く分かる。つい最近まで、自民党のことをボロクソに言ってた上に、知名度だけで出馬するタレント候補のことを厳しく批判してたテレビ朝日の元アナウンサー、丸川珠代が、何の臆面もなく、自民党からタレント候補として知名度だけで出馬した。それから、行列のできるナンミョー弁護士が、ナンミョーのぶんざいで、ナンミョー党じゃなくて自民党から出馬した。これも、何としても議席数を確保したい自民党が、有力なタレント候補の1人として、ナンミョー党と裏取引して譲ってもらったってワケだ。


批判のメインターゲットは自民から出馬することになったヤンキー先生で、丸川氏とナンミョー弁護士に言及しているのは上で引用した箇所のみ。
困ったもんだ、というのは、以前も指摘したようにきっこ氏の丸川珠代批判は日刊ゲンダイのヨタ記事1本によりかかった事実無根のデマである、と思うからである。
要点だけもう一度書いておく。

  1. 局アナ時代の丸川氏が公の場で「自民党のことをボロクソに」言っていたというのはありえない話で、実際私の知る限りそういう報道は存在しない。
  2. きっこ氏がネタ元にしたとおぼしき日刊ゲンダイの記事は「丸川はタレント候補にも否定的な意見を持っている」としているが、その根拠として引用されたコラム*1で丸川氏自身は「有名・著名人であることだけで批判するのは、的外れでしょう」と述べている(ゲンダイは恣意的な引用で丸川コラムの文意を歪めている)。タレント候補の批判などしていない。


政治的なアジ記事ではデマも使いようなのかもしれないが、こんなことを繰り返していたら書くものすべて説得力なくなるぞ。ヤンキー先生に関する内幕暴露話も妙にせこいし。

で、ヤンキー先生って誰? ナンミョー弁護士ってのは丸山和也弁護士のことか? って、丸山弁護士についてもよく知らないんだが。テレビのない生活をしているとタレントに疎くなっちゃっていけない。

*1:丸川氏の当該コラムは→ 2001-07-24号 #015 いよいよ参院選です。