そいとごえすの退避ブログ

2019-02-21 はてダから移転。

K沢S一の盗作の件

先月初旬明らかになった唐沢俊一『新・UFO入門』(幻冬舎)がブログの記事を盗作していた件は今も当事者の協議が続いているようだが、今週、漫棚通信(被害者のブログ)で奇妙なお知らせがあった。


 わたしがブログに書いた記事が、KS氏によってGT社発行の新書に盗用された事件につきまして、KS氏およびGT社との交渉はあいかわらずだらだらと続いております。

 なんでこんなイニシャルだらけの文章になっているかといいますと、KS氏とGT社担当者Y氏より、わたしの書く文章に今後固有名詞を出してくれるな、という要望があったからでして、いやね、わたしはそんなことやっても意味ないし、かえってヘンですよ、と言ったんですけどね、これ次回も続けることになるのでしょうか。


捜査当局がまだ動いていない疑惑段階ではマスコミは人権上の配慮あるいは訴訟リスク回避のために容疑者名を伏せることはあるが。唐沢俊一本人が「参考にした」と認めているのになあ。それにこの件はすでにマスコミが実名で「トリビア」生みの親・唐沢俊一さんが“盗作”と報じているんだから、読者や業界関係者には周知の事実となっていて、今さら名前を伏せてもなんの意味もないだろうに。
幻冬舎も変な要求をするもんだ。GT社、か。舎じゃなくて社になってるのは、やっぱ配慮なのかな。


マスコミが名前を伏せるといえば、産経新聞の竹熊コラムは盗作者名・書名・出版社名および被害者名を伏せている。


サブカル作家でテレビ出演も多いK氏が、最近出版した自著でアマチュアのブログから文章を盗用していたことが発覚し、気がついたブログ主がネット上で告発したことで、多くのブログや掲示板、一部マスコミの間で話題となっている。


「ブログ主の告発とK氏の釈明を読む限り、K氏が剽窃(ひょうせつ)・盗用した疑いは濃厚であり、この件に関して氏を擁護することはできない」というのが竹熊氏の見解だが、コラムの主題はツールとしてのネットの功罪(ネット社会はパクリもその検証・告発も安易に行なわれる危険を孕んでいる)を語るものなので、あえて本件の固有名詞を出す必要はないという判断だろうか。

本件のまとめサイトグーグル八分されているそうなので、もう一度リンクしておく。