「SAPIO」は週刊ではない
4/11の山崎日記から引用。
「おりをみて大反撃する……」とかっこよく宣戦布告をしたものの、（中略）次の週にはあっけなく逃走宣言……という恥ずかしい大失態を演じたマンガ右翼・小林よしのりが、このままじゃ、あまりにもみつともないと思ったのか、こっそりと、「沖縄集団自決裁判」の判決に「大反論」(笑)を試みている、わすが二ページの緊急特集記事を見つけた。
これでは、自ら宣戦布告しておきながら、恥も外聞もかなぐり捨てて、翌週には、あっさりと撤退宣言を出し、お笑いで誤魔化しつつ論争から逃げるのも仕方ない。
（強調は引用者による。）
それにしても、宣戦布告した翌週にはもう逃走宣言……なんて大失態を演じて、引っ込みが付かなくなったギャグ漫画家って気の毒だよなー。お願いだから、中大国文科卒で頭の悪さが天下に暴露されたアシスタントのトッキー等を道連れに、事務所の壕で、集団自決だけはしないでくれよ。それじゃー、マンガにもならないからな。(続く)
山崎行太郎（id:dokuhebiniki）は「SAPIO」を週刊誌と勘違いしているようで、「次の週には」「翌週には」と計3回も繰り返している（「SAPIO」は隔週刊）。
まあ、「翌週」が「翌号」の勘違いだとしても小林の逃げ足が早いことに変わりはないのでどうでもいいのだが。
念のため「SAPIO」の発売日を確認していて妙なことに気づいた。山崎は3/15の日記で、本屋で立ち読みしたら「ゴーマニズム宣言」欄外に
なる告知があったと書いている。
「よしりんは『月刊日本』1、2月号の山崎行太郎氏の『沖縄集団自決論文』に怒っているそうです。折をみて大反撃すると言ってます。(担当編集)」。
3/15に店頭にあったということは3/12発売の3/26号だろう。とすると次の号は3/26発売の4/9号。
山崎は4/4の日記で「某雑誌の編集部から緊急連絡があり、（中略）最新号の欄外書き込みで、早々に前言を翻し」ともったいをつけているが、「最新号」とは9日も前から店頭に並んでいた4/9号のことなのか、あるいは正真正銘の業界早耳情報で、4/4時点ではまだ店頭に出ていなかった4/9発売の4/23号のことなのか。4/23号だとすると、前言撤回は翌号ではなく翌々号（4週間後）ということになるのだが。
まあ、翌号が翌々号だとしても小林の逃げ足が早いことに変わりはないので以下略。
4/9のエントリーで山崎日記での表現そのままに「最新号」と書いたのだが、ちょっと紛らわしいので注を追加しておいた。
