そいとごえすの退避ブログ

2019-02-21 はてダから移転。

きっこ氏、唐沢俊一に呆れる

きっこの日記(05/25)唐沢俊一の盗作についてかなり詳しく書いている。きっこの日記がこの件に言及するのはこれが度目。しかし現在、きっこの日記(およびきっこのブログ)で「唐沢俊一」を検索してもこの5月25日の日記しかヒットしない。
唐沢俊一の盗作(漫棚通信ブログ版の記事を新書『新・UFO入門』で盗用)が発覚したのは去年6月4日。その1週間後の6月11日にきっこ氏は過激な言葉で唐沢を罵倒したが、半日で削除してしまった。
二度目の言及は去年11月4日。この時は唐沢や盗作されたブログの名前は出さずに、


(略)ナントカっていう評論家だか作家だかが、個人ブログのエントリーの一部を丸ごとパクッて、それをそのまま出版した挙句に、和田義彦ガハクも呆れ返るほどのイイワケをしたり逆ギレをしちゃった厚顔無恥「盗作問題」もあった。ホント、こういうヤツラって、よく恥かしくもなく生きてるよね。あたしの感覚だと、他人の作品や文章を盗んで平然としてられる神経の人間て、アベシンゾーや八百長亀田よりも最悪のクズ野郎だと思うよ。


と、文中の「盗作問題」から漫棚通信ブログ版の盗作問題目次にリンクする形で非難している(そのため「唐沢」や「漫棚通信」で検索してもヒットしない)。

度目は今年の1月6日。この時は唐沢の名前は伏せて「漫棚通信ブログ」(これは盗作とちゃうんかいっ・喧嘩上等篇)にリンクを貼ったが、一日で削除してしまった。


そして今度が回目。数日様子を見ていたのだが今回は名前を出して正面から批判し、削除する気もないようだ。ってことで、リンクだけしておこうかとも思ったのだが。25日の日記からは別件の記事が全削除されてしまった(アイドルタレントの硫化水素殺速報を出したが、同姓同名の別人だったとして取り消し、その後取り消し記事も削除して全部無かったことにしている)。
こう頻々と記事削除をされると、リンクだけでは不安だ。いつ削除されて参照不能になるかわかったものではない。ということで、ちょっと長いが多めに引用しておく(引用はブログのほうから)。

‥‥そんなワケで、今回の事例よりも悪質なのが、ネット上の個人ブログのエントリーを丸ごとパクッて、それを「自分が書いたこと」にして出版して金儲けをするヤツだ。マサカ、そんな恥知らずはいないだろうと思うかもしれないけど、これが、いるんだよね。

最近で有名なのは、「朝日新聞」の書評委員もやってる唐沢俊一による、去年の盗作問題だろう。これは、唐沢俊一が「たった5日間で書き上げた」と豪語した「新・UFO入門 日本人は、なぜUFOを見なくなったのか」(2007年幻冬舎新書)という本の中で、「漫棚通信」という個人ブログのエントリーを丸ごとパクッていたのがバレだ問題だ。ま、ネット上の文章を盗みまくってもいいんなら、誰でも5日間で本の1冊くらい書けるだろう。

で、この問題が大きくなったのも、今回の大野修と同様に、盗作がバレたあとの往生際の悪さによるものだった。唐沢俊一の盗作も、原典の「漫棚通信」のエントリーを丸ごとコピーして、部分的に言葉をチョコチョコと変えただけにしか見えず、盗作であることは誰の目にも明らかなのに、唐沢俊一は「参考にした」だの「引用した」だのって、大野修とソックリのイイワケをウダウダと続けた挙句、アジのヒラキナオリとしか思えないような態度に出たそうだ。

ま、詳しくは、被害者である「漫棚通信」の「唐沢俊一盗作騒動」を読んでもらってもいいし、「唐沢俊一 盗作」で検索すれば、数えきれないほどの情報がヒットするから、唐沢俊一の他の著作の盗作疑惑についてもタップリと知ることができる。


試しにやってみた。


ブログやサイトの記事を剽窃して局の公式サイトに掲載していた福島中央テレビのアナウンサーは「懲戒休職2ヶ月、職場変更」処分を受けたが*1唐沢俊一はいまも朝日新聞の書評委員をしている*2朝日新聞掲載の記事で盗作したわけではないが、釈然としない。盗作者が書評委員に居座っているなんて新聞社の沽券にかかわる醜態だと思うのだが。
そういえば朝日新聞は盗作作家・田口ランディの新刊も出していたなあ。朝日新聞社は盗作者にアマアマな企業なのかもしれん。


過去の関連エントリー



追記(2008-06-08

きっこの日記」は今年1月6日にも唐沢俊一盗作事件について書いていた、のを思い出したので訂正・加筆した。