そいとごえすの退避ブログ

2019-02-21 はてダから移転。

ひとりぼっちのメリー

6月25日の項の「ロスチャコス」を「ロス・チャコス」に訂正した。

備忘メモ。
 ・ Yahoo!で検索すると「ロスチャコス」は04件、「ロス・チャコス」は18件ヒット。
 ・ Googleで検索すると「ロスチャコス」は12件、「ロス・チャコス」は36件ヒット。


山口フォルクローレ愛好会お気に入りLP・CD紹介によるとキングレコードが発売していたロス・チャコスのレコードは6枚あったとのこと。「アンデスの笛」シリーズは私の記憶では4枚だったから、残りの2枚のうちどちらかが“南米民族楽器によるバッハ楽曲の演奏”を収録したレコードだったんだろうなあ。
上記ページは冒頭がロス・チャコスの解説で下のほうにウルバンバの解説がある。「ロス・インカスがサイモンのプロデュースで活動するときはウルバンバという名で活動したということらしい」というくだりを読み、その下のアルバム収録曲に目をやって驚いた。アート・ガーファンクルの「ひとりぼっちのメリー」が収録されている。ポール・サイモン繋がり? 検索してみた。

月刊「モンターニャス」 2004 MAR.第43号によると「彼らはガーファンクルにも『ひとりぼっちのメリー』 (こだま)を提供している」とのこと。あの曲はロス・インカス(別名ウルバンバ)のJorge Milchberg (ホルへ・ミルシェバーグ)が作曲したものということらしい。曲調にも使用している楽器にもフォルクローレ系の匂いは感じず、今まで気づかなかった。
「ひとりぼっちのメリー」は曲も良いんだけど、私が強く惹きつけられるのは歌詞のほう。検索してみたら作詞者アルバートハモンドのサイトに歌詞と一緒に制作裏話が載っているのを見つけた。→ Song details: Mary was an only child - Albert Hammond
……正直言って拍子抜け。私はこの歌は鎮魂歌だと推測していたのだが、ヒッピー娘メリーに捧げた賛歌だったとは。いくらbig heartの持ち主だったからってキリストまで持ち出して称えるってのはなあ。勘違いしたままのが良かったかも。