そいとごえすの退避ブログ

2019-02-21 はてダから移転。

旧機新生

前回までのあらすじ。
起動できなくなったHDDをフリー版HDD Regeneratorで復活させようとしたが不首尾。最後の手段としてフォーマット&windowsの再インストールをしようとしたが、フォーマットさえできない。お手上げ。


今回の課題:そこをなんとかする。
なんとかするったって、これはもう新品のHDDを買うしかないわなあ。
価格.comなどでスペックや価格を下調べ。ちょっと目を離したすきに一段と大容量化・低価格化が進んでいる。どれにしようかな、と思案しているうちに新たな考えが浮かんだ。
万一に備えて旧機をいつでも起動できる状態にしておきたいが、旧機のマザーボード電解コンデンサが破裂し、換装して復活したものの挙動が怪しくなっている。いつ臨終してもおかしくない。この際、マザーボードも新調しておくのが賢明かもしれない。
旧機のCPU(Pentium4 1.9GHz)を流用するならSocket478だが、中古の捨て値ならともかく新品のSocket478マザボを買う気にはなれない。調べてみたらCPUも相対的に(価格/性能比で)すごく安くなっているし、メモリもSDRAMよりDDR2の方がずっと安い。旧機のパーツを生かすことにこだわるとかえって高い買い物になってしまう。
数日迷った末、CPUやマザボも含めて新調することにした。HDD1台買って旧機を復活させるつもりが、旧機や現行機より高性能な新PCになってしまった。

マザボ G31(msi G31TM-P35 APS 約5,000円
CPU Pentium Dual-Core(E6300 2.8GHz) 約8,000円  参考:E6300 @価格.com
メモリ 1G×2(DDR2 PC2-6400) 約4,500円  参考:CFD W2U800CQ-1GLZJ @価格.com
HDD 500GB(S-ATASEAGATE ST3500418AS) 約4,800円

(価格は11月上旬のもの。メモリの価格上昇がまだ続いている)

ケースと電源は流用したので外観は旧機のままである。

余談

友人から譲り受けて以来、ずっと「Pentium4のタワーPC」とか「旧機」というぼかした書き方をしていたのは、このPCがAOPENの時限爆弾付きマザボだったのでブランド名を出すのが憚られたため。もう書いてもいいだろう。当該PCは、ツクモのTS1900。
今回主要パーツ(マザボ、CPU、メモリ、HDD)はすべてツクモで購入したので、外観だけでなく中身も以前同様ツクモのままと言えないこともない。

ツクモのカウンターで店員さんが客に「会社が変わったので以前のカードは使えません」とお断り(お詫び)しているのを何度か耳にした。元X68000ユーザーとしてはツクモ倒産は悲しいニュースだった。(去年10月に倒産今年3月ヤマダ電機の傘下に入り営業再開。)